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トレードショーオーガナイザーズ株式会社
WEBサービス事業部
山口 いずみ氏
2007年8月に公開した、スタイルハウジングEXPOと、11月に公開したガレージングEXPOのホームページ制作について取材をさせていただきました。
サイトを作り替える話は、去年の5月から出ていました。
それまであった弊社のWebサイトは、単なる「展示会のお知らせ」サイトでしかなかったんですね。それこそ、開催内容や期間などを掲載するだけのような。
その後、開催するイベントに関して、もっとブランディングしなければいけないという意見が出始め転換時期を迎えましたが、そうした部分をそれまでのサイトでは伝えきれていませんでした。
また、ビジュアルが大きく入りすぎていて、使いづらかったという問題もありました。
展示会は年間を見ていただく方が出展検討者から来場者に変わり、それぞれ知っていただきたい情報も違うので、WebサイトもそれらをPRするために常に変わっていかなければならないのに、情報を入れるスペースが画像にとられてなくなり、前面に出てこない。しかも、必然的に階層が多くなってしまうために、見づらくアクセスが途中で途切れてしまう。
そこで、そういった問題点を改善すべく、大幅にリニューアルしようということになりました。
一番の理由は、御社が自身のショッピングサイトを運営し、それを成功させていることです。
それはイコール、ユーザーの心を掴んでいるからですよね。だから御社に依頼すれば、ユーザーサイドの立場に立ったサイト作りが出来るのではないかと思ったんです。
また、御社の提案力と企画力も魅力でした。
プレゼンの段階では、実は5~6社の競合があったのですが、御社の場合、一番最初の提案で、展示会はどんなものなのかをよく勉強されてきていて、それを踏まえた上で弊社のサイトのどこに、どんな問題があるのか、そしてどうしたらいいのかを親身になって提案してくださいました。
だから非常に分かりやすく説得力があったので、こちらも安心して納得できましたね。
そうした部分に、他の会社にない熱心さを感じました。
また、御社のWEBCOLORのページデザインが気に入ったのも理由のひとつです。
とにかくデザインの面ですね。
自分自身、あまりサイト作りをしてこなかったので、「こんな感じにしたい」という具体的なものが分からなかったんです。本当に漠然と、「使いやすいように」「見やすいように」「会期前の更新で困らないように」ということだけで。
展示会のサイトというのは、企業に向けて出展者を募るB to Bの面と、一般に向けた来場者を募るB to Cの面という、相反する部分があるので、そこをイメージしたときに、企業向けにはシャープでかっこよく、来場者向けには温かみのあるという両極端な希望になってしまったんですよ。まぁ、私のイメージが大部分を占めていたんですが(笑)
そんな感じで御社をとても困らせてしまったとは思うんですが、それがちゃんと反映されて出来上がってきたのは嬉しかったですね。
また、今回の更新には「ナビゲーションの改善」、つまり「分かりやすさ」という絶対はずせない大前提がありました。
先ほど言ったように、B to BとB to Cという全く目的の違う人達が、それぞれ目的とする情報にたどり着ける。そして、時期によってサイトの内容が変化しても、それが変わらないようにするということが最重要課題だったんです。
そうした面でも、今回とても分かりやすいデザインに仕上げてくださっているなと思っています。
次に機能に関してですが、特に会期前などは最新の情報を常に更新していかなければならないので、更新のしやすさも重要になってきます。
そこも、Movable Typeを使用して、まだWebの経験があまりない私でも簡単に更新ができるように仕上げてくださっているなど、機能面でも非常に満足のいくものになっています。
とにかく、私はデザインが本当に気に入ってて、毎日見てるんですよね(笑)

非常に研究熱心だと思います。
普通、依頼側と受注側という関係上、依頼側が「こうしてほしい」と希望を出したら、言われた通りには作るけれどもそれ以上の事はしないところが多いと思うんですよ。
でも御社の場合、こちらが「●を■にして欲しい」と言ったとしても、「これは、こことの関係があるから、こういう理由で●のままにしておいたほうがいいと思います」としっかり考えて意見を言ってくれるなど、言われるがままでないところが良かったと思います。
また、先に言ったようにプレゼンの段階で、弊社の事業に関わる基本的な部分を勉強していてくださったり、それまでの弊社のサイトを研究して問題点や対策を提起してくださったのは非常に助かりました。
以前のサイトを作るときは、出来上がってから「実は...」という感じで問題提起されることが多く、「それを事前に言ってくれていれば...」と感じる機会が多々あったので、こちらが気付いていない部分を先に掘り起こせたのは良かったですね。
今回制作してくださった2つのサイトは、ハウジング展示会向けのサイトが公開して約3カ月、ガレージング展示会向けのサイトは公開して約1カ月と、まだオープンからそれほど日にちが経っていません。
まだ具体的な数字などは出ていないのですが、お問い合わせが非常に増えたと思います。
今後の来場者の募集のときにどんな反響が出るのかが楽しみです。
また、履歴などを調べると訪問者の滞在時間が長くなっているのがわかります。
つまりそれだけじっくり見てくださっているということですので、こちらの狙い通り、訪問者の目にとまる分かりやすいサイトに生まれ変わったのかなと受け取っています。
弊社ではお客様にメールマガジンを発行していて、毎回その中からサイトに飛ばせるようになっているのですが、今は自信を持ってお客様に紹介できるんですよ。
展示会が終った後には毎回出展者にアンケートをとるんですが、今度はサイトの感想も是非聞いてみたいと思っています。
今後の成長を考えたときに、企業としてはもちろん、展示会自体にもブランディングの必要性が高まってくると思っています。
なので販促品など、そういったブランディングに関する部分でも御社とお付き合いできればなと思っています。
さらに、今回のリニューアルで、サイトの使い勝手の面はクリアされたと思っていますが、次はそれを使って一般のお客様に対してのアピールをしていかなければなりません。
御社では、トナー販売のサイト運営で成功を収めていらっしゃいますいので、集客の面でのノウハウや経験をお教え願いたいですね。
御社が持つFAX DMなどのツールを使ったり、いろいろな面からご協力いただければと。

弊社の主催する展示会にも、海外の企業様からの出展が次第に増えつつあります。
これがさらに大きくなっていけば、必然的に海外にも目を向けなければならなくなると思っていますので、近い将来はサイトの方も3カ国向けとかにしなければならないかなとも思っています。
展示会の主催会社の多くは、展示会には力をいれるものの、Webサイトはオマケ程度にしか使っていないところが大半のように感じています。しかし弊社の場合、Webも展示会と同等のツールだと考えているんです。例えば、展示会は年に1~2回の開催ですが、Webだと通年で使えますよね。そういった意味でも、上手く利用すればこの業界でも強力なツールになり得るわけです。
今後は出展者、来場者の方々にWebを通じて、いままでにない、新しい付加価値を提供できる展示会サイトを作りあげていきたいと思っています。
制作ディレクションを担当しました奥山です。
今回は、ターゲットが大きく2つに分かれていましたので、情報設計が重要なサイトとなりました。
出展者向けの情報、来場者向けの情報をハッキリと切り分けて、互いが余計なページを閲覧する必要がないようにしました。
デザインに関しては、「クール」かつ「温かみ」というご要望で、担当したデザイナーも難しかったようですが(笑)、ご満足いただけて良かったです!
これからもMovable Typeで情報をどんどん発信して、展示会の拡大に役立つサイトにしていってください。
現在の課題である、サイトへのアクセス誘致に関しても、協力させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
山口さん、本当にありがとうございました!
